【表紙】
【提出書類】 有価証券報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 平成27年6月26日
【事業年度】 第62期(自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
【会社名】 大興電子通信株式会社
【英訳名】 DAI KO DENSHI TSUSHI N, LTD.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 津玉 高秀
【本店の所在の場所】 東京都新宿区揚場町2番1号
【電話番号】 03( 3266) 8111(代表)
【事務連絡者氏名】 上席執行役員コーポレート本部長 松山 晃一郎
【最寄りの連絡場所】 東京都新宿区揚場町2番1号
【電話番号】 03( 3266) 8111(代表)
【事務連絡者氏名】 上席執行役員コーポレート本部長 松山 晃一郎
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号) 大興電子通信株式会社 関西支店
(大阪府大阪市中央区南本町一丁目8番14号) ※ 大興電子通信株式会社 名古屋支店
(愛知県名古屋市中区錦一丁目6番5号) 大興電子通信株式会社 関東支店
(埼玉県さいたま市大宮区桜木町二丁目340番1号)
(注) ※ 印は金融商品取引法の規定による縦覧に供すべき場所ではありませんが、投資者の縦覧の便宜のため備える ものであります。
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
( 1)連結経営指標等
回次 第58期 第59期 第60期 第61期 第62期
決算年月 平成23年3月 平成24年3月 平成25年3月 平成26年3月 平成27年3月
売上高 ( 千円) 32, 917, 524 34, 008, 377 33, 949, 239 35, 317, 010 32, 713, 452 経常利益又は
経常損失(△)
( 千円) 606, 520 832, 928 240, 149 △563, 198 △21, 842
当期純利益又は 当期純損失(△ )
( 千円) 405, 584 799, 330 108, 617 △675, 972 △977, 581
包括利益 ( 千円) 474, 817 880, 352 390, 219 △600, 389 △801, 224 純資産額 ( 千円) 2, 868, 324 3, 747, 742 4, 137, 321 3, 292, 026 2, 489, 200 総資産額 ( 千円) 19, 409, 146 21, 433, 351 22, 455, 510 21, 376, 435 20, 730, 090 1株当たり純資産額 ( 円) 222. 50 293. 59 325. 35 256. 61 191. 94 1株当たり当期純利益金額
又は1株当たり当期純損失 金額(△)
( 円) 32. 61 64. 30 8. 74 △ 54. 43 △ 78. 77
潜在株式調整後
1株当たり当期純利益金額
( 円) − − − − −
自己資本比率 (%) 14. 3 17. 0 18. 0 14. 9 11. 5
自己資本利益率 (%) 16. 0 24. 9 2. 8 − −
株価収益率 (倍) 3. 4 2. 8 18. 9 − −
営業活動による キャッシュ・フロー
( 千円) △ 843, 956 △ 165, 699 354, 495 △824, 416 1, 192, 662 投資活動による
キャッシュ・フロー
( 千円) △ 55, 483 14, 187 △ 37, 562 245, 743 △85, 076 財務活動による
キャッシュ・フロー
( 千円) 36, 949 1, 191, 625 △101, 583 △315, 789 52, 813 現金及び現金同等物
の期末残高
( 千円) 1, 486, 598 2, 526, 711 2, 742, 060 1, 847, 598 3, 007, 998
従業員数 ( 名) 1, 016 1, 033 990 994 965
(注)1 売上高には、消費税等は含まれておりません。
2 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在していないため記載しておりませ ん。
3 第61期及び第62期の自己資本利益率及び株価収益率は、当期純損失が計上されているため記載しておりませ ん。
( 2)提出会社の経営指標等
回次 第58期 第59期 第60期 第61期 第62期
決算年月 平成23年3月 平成24年3月 平成25年3月 平成26年3月 平成27年3月
売上高 ( 千円) 31, 905, 055 32, 980, 409 33, 028, 644 34, 298, 946 31, 664, 542 経常利益又は
経常損失(△)
( 千円) 516, 936 839, 079 195, 894 △608, 446 △40, 086 当期純利益又は
当期純損失(△ )
( 千円) 373, 421 805, 374 85, 663 △699, 651 △987, 221
資本金 ( 千円) 3, 654, 257 3, 654, 257 3, 654, 257 3, 654, 257 3, 654, 257 発行済株式総数 ( 株) 12, 561, 219 12, 561, 219 12, 561, 219 12, 561, 219 12, 561, 219 純資産額 ( 千円) 2, 434, 681 3, 323, 208 3, 693, 363 3, 055, 905 2, 241, 844 総資産額 ( 千円) 18, 813, 859 20, 910, 512 21, 875, 300 20, 684, 272 19, 746, 965 1株当たり純資産額 ( 円) 195. 81 267. 38 297. 27 246. 16 180. 67
1株当たり配当額 ( 円) − − − − −
(内1株当たり 中間配当額)
( 円) ( −) ( −) ( −) ( −) ( −)
1株当たり当期純利益金額 又は1株当たり当期純損失 金額(△)
( 円) 30. 02 64. 78 6. 89 △ 56. 33 △ 79. 54
潜在株式調整後
1株当たり当期純利益金額
( 円) − − − − −
自己資本比率 (%) 12. 9 15. 9 16. 9 14. 8 11. 4
自己資本利益率 (%) 16. 8 28. 0 2. 4 − −
株価収益率 (倍) 3. 7 2. 7 23. 9 − −
配当性向 (%) − − − − −
従業員数
(名)
803 827 772 776 723
( 外、平均臨時雇用者数) ( −) ( −) ( 79) ( 85) ( 82)
(注)1 売上高には、消費税等は含まれておりません。
2 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在していないため記載しておりませ ん。
3 第61期及び第62期の自己資本利益率、株価収益率及び配当性向は、当期純損失が計上されているため記載し ておりません。
4 第58期、第59期及び第60期の配当性向は、配当を行っていないため記載しておりません。
5 第60期、第61期及び第62期の平均臨時雇用者数は、従業員数の100分の10を超えたため、年間の平均人員を ( ) 外数で記載しております。
2【沿革】
提出会社は初代社長石橋米一他9名の出資により昭和28年12月に設立され、当初、大和証券株式会社(現株式会社 大和証券グループ本社 以下同)各店舗のビルメンテナンス及び通信機器関係の保守を行うとともに、大和証券株式 会社で富士通株式会社製のコンピュータを導入するに当たり、そのメンテナンスを行ってきました。
現在はシステムインテグレータとしてコンピュータとネットワークの販売、工事、保守、システム・ソフト開発を 行うトータルサービス業務が主力となっております。
昭和28年12月 大興通信工業株式会社として設立。構内交換電話設備、電気計算機等情報処理システムの設 計、施工及び保守並びに建物付帯諸設備の保守業務を開始。
昭和31年4月 大和証券株式会社の資本参加、受入れ。
10月 大阪営業所(現関西支店)開設。
昭和39年4月 富士通信機製造株式会社(現富士通株式会社)と交換機、電話機及び宅内機器、表示装置及び
音響機器並びにFACOM電子計算機の取扱いに関する特約店契約を締結。 昭和45年10月 富士通株式会社とFACOMディーラー契約を締結。
昭和48年2月 建設省に特定建設業者許可を申請。(許可年月日 昭和48年11月20日、現在5年ごとに更新)
昭和49年1月 大興通信工業株式会社を大興電子通信株式会社に商号変更。
昭和57年10月 富士通株式会社との昭和39年4月1日付、通信特約店契約、及び昭和45年10月1日付、FAC OMディーラー契約を統一し、昭和57年10月1日付、富士通ディーラー契約とし締結。
昭和61年9月 システムの開発業務の一環として、技術者を得意先に派遣するため、労働省に特定労働者派遣
事業の届出。(届出受理年月日 昭和61年9月1日、以後3年ごとに更新)
11月 株式を日本証券業協会に店頭登録。
昭和62年10月 富士通株式会社との昭和57年10月1日付、富士通ディーラー契約を廃止し、新たに内容を改訂 し、昭和62年10月1日付、富士通システム機器ディーラー契約を締結。
昭和63年8月 本社を東京都新宿区に移転。
平成2年12月 東京証券取引所市場第二部に上場。
平成10年12月 大興テクノサービス株式会社を子会社化。(現連結子会社)
平成11年2月 財団法人日本品質保証機構の品質マネジメントシステム審査において、第二システム統括部
(現公共ビジネス統括本部)が品質システム登録証ISO9001を認定取得。(取得年月日 平 成11年2月12日)
11月 昭和62年10月1日付、富士通システム機器ディーラー契約を、機器、プログラム・プロダク ト、保守、サービス、コンサルティングに関する条項等大幅に拡充し、平成11年11月26日付、 富士通パートナー契約を締結。
平成12年4月 株式会社大和ソフトウェアリサーチを関連会社化。
9月 株式会社サイバーコムを子会社化。(現連結子会社)
平成13年2月 大興ビジネス株式会社を子会社化。(現連結子会社)
平成16年7月 財団法人日本情報処理開発協会よりプライバシーマークの付与認定を取得。(取得年月日 平
成16年7月20日)
平成17年10月 英国規格協会及び財団法人日本情報処理開発協会より、システム開発本部(現公共ビジネス統 括本部)が情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格「BS7799: PART2: 2002」及び国 内規格「I SMS認証基準(Ver . 2. 0)」の認証を取得。(取得年月日 平成17年10月18日) 平成18年12月 財団法人日本品質保証機構の品質マネジメントシステム審査において、エンジニアリング部、
金融証券技術部CMグループ(現インフラビジネス本部エンジニアリング部門)が品質システ ム登録証ISO9001を認定取得。(取得年月日 平成18年12月22日)
3【事業の内容】
当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、子会社3社、関連会社1社で構成されております。
当社は、主に情報通信機器(OA機器、電子計算機、電子通信設備)の販売、設計、施工及び保守、システム・ソ フト開発を行っております。
子会社3社は、当社が受注した業務の一部委託を行っております。大興テクノサービス株式会社は、電子計算機の 保守、建物付帯諸設備の施工、保守管理、大興ビジネス株式会社は、労働者派遣事業、有料職業紹介事業、電子計算 機及びソフトウェアの運用管理、株式会社サイバーコムは、ソフトウェア開発を行っております。
関連会社である株式会社大和ソフトウェアリサーチは、各種計算業務の受託及びソフトウェア開発を行っておりま す。
当社グループの事業に係わる位置付け及び事業部門との関連は、次のとおりであります。
なお、当社グループは、情報通信分野における機器の販売及びサービスの提供を行う単一の事業活動を営んでいる ため、事業部門別に記載しております。
情報通信機器部門
当部門においては、OA機器、電子計算機、電子交換機、通信機器及びこれらに係わるハードウェア及びソフト ウェアの販売を行っております。
ソリューションサービス部門
当部門においては、システム・ソフトウェア開発、電子計算機・通信機器設備の工事及び保守、建物付帯諸設備 の保守管理等、サービスを提供しております。
事業系統図は次のとおりであります。
4【関係会社の状況】
関係会社は次のとおりであります。
名称 住所
資本金 (千円)
主要な事業の内容
議決権の所有 (被所有) 割合(%)
関係内容
(連結子会社) 大興テクノサービス㈱
東京都 台東区
20, 000
電子計算機の保 守、建物付帯諸設 備の施工及び保守 管理
55. 6
当社が受注した電子 計算機の保守及び建 物付帯諸設備の施 工、保守管理業務の 一部委託を行ってお ります。
(連結子会社) 大興ビジネス㈱
東京都 新宿区
20, 000
労働者派遣事業、 有料職業紹介事 業、電子計算機及 びソフトウェアの 運用管理
77. 5
当社が受注した電子 計算機及びソフト ウェアの運用管理業 務の一部委託を行っ ております。
(連結子会社) ㈱サイバーコム
東京都 文京区
10, 000
ソフトウェアの開 発及び販売
96. 5
当社が受注したソフ トウェア開発業務の 一部委託を行ってお ります。
(持分法適用関連会社) ㈱大和ソフトウェア リサーチ
東京都 千代田区
404, 500
各種計算業務の受 託及びソフトウェ ア開発
49. 7
当社が受注したソフ トウェアに係るコン サルティング、開発 及び運用管理業務の 一部委託を行ってお ります。
5【従業員の状況】
( 1)連結会社における状況
平成27年3月31日現在
事業部門等の名称 従業員数(名)
情報通信機器部門 227
ソリューションサービス部門 634
管理部門 104
合計 965
(注)1 従業員数は、当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの 出向者を含む就業人員であり、契約社員を含んでおります。
2 従業員数が前連結会計年度末に比べ29名減少したのは、経営の合理化による希望退職者等によるものであ ります。
( 2)提出会社の状況
平成27年3月31日現在
従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
723 ( 82) 42歳 3ヶ月 18年 0ヶ月 5, 862, 817
(注)1 従業員数は、当社から他社への出向者を除き、他社から当社への出向者を含む就業人員であります。臨時 雇用者数は、年間の平均人数を( )外数で記載しております。
2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
3 従業員数が前事業年度末に比べ53名減少したのは、経営の合理化による希望退職者等によるものでありま す。
( 3)労働組合の状況
提出会社の労働組合の状況は下記のとおりです。
名称 全日本金属情報機器労働組合東京地方本部大興電子通信支部 組合員数 平成27年3月31日現在の組合員数は138名であります。 労使関係 労使関係は安定しており、順調に推移しております。 上部団体 全日本金属情報機器労働組合
連結子会社には労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満であり特記すべき事項はありません。
第2【事業の状況】
1【業績等の概要】
( 1)業績
当連結会計年度における我が国経済は、政府の景気対策により企業収益が緩やかに回復を続け、雇用の改善にも 好影響を及ぼしましたが、消費税増税や円安に伴う輸入価格の上昇により個人消費の足取りは重く、全体的な景況 感の回復に力強さを欠く展開となりました。
当情報サービス業界におきましては、消費税増税対応やパソコン、サーバのOSサポート切れによる更新など比 較的付加価値の低い投資案件が続いたことから、ICT投資に対するお客さまの選別姿勢がより厳格になりまし た。加えて、前連結会計年度におけるWi ndows XPの更新需要増および消費税増税前の特需に対する反動が相まっ て、ハードウェアを中心に厳しい環境下での営業活動となりました。
こうした環境のなか、当社グループは「お客さま第一」の方針のもと、「品質向上」を旨とした顧客満足度の高 いサービスの提供に努めてまいりました。主要なビジネスパートナーである富士通株式会社および同社グループと の連携強化による受注拡大とともに、お客さまと接する機会を徹底的に増やす活動を行うなど、顧客視点に立った 営業を進めてまいりました。
これら施策の一環として、当社グループは自社開発ソリューションの機能強化やクラウドによるサービス提供に 取組んでまいりましたが、自社開発の調達システムに関する多額の維持、改善費用の発生に伴う同システムの販売 形態転換により、当第2四半期において事業整理損として特別損失を計上するとともに、平成26年11月13日に構造 改革の実施を決定し、全社的な経営資源の集中と企業体質の改革を骨子とした諸施策に着手しました。
具体的には、富士通株式会社との連携ビジネス拡大、収益性の低い事業所の統合による成長分野への人的リソー ス投入といった営業施策のほか、組織のフラット化、希望退職50名の募集によるスリム化、徹底した経費削減など の効率化策を進めました。さらに、プロジェクトや自社製品開発におけるロス撲滅のため、当第3四半期から新た にSEイノベーション本部を立ち上げたことで、それ以降のプロジェクトロスの発生が大幅に抑制されるなど、構 造改革の取組みにより当社の企業体質は確実に変化しております。
この結果、当連結会計年度の業績は、受注高307億91百万円( 前期比93. 3%) 、売上高327億13百万円(前期比 92. 6%)となりました。
利益面につきましては、競争激化によるハードウェア販売価格の低下ならびに顧客のICT投資選別の厳格化に よる収益性の低下に加え、退職給付費用が増加したことにより、営業利益19百万円(前期営業損失5億20百万 円)、経常損失21百万円(前期経常損失5億63百万円)となりました。
また、特別利益として投資有価証券売却益2百万円、特別損失として自社開発ソリューションの販売形態転換に 伴う事業整理損7億8百万円、希望退職の募集に伴う特別退職金1億94百万円、投資有価証券評価損1百万円、法 人税、住民税及び事業税36百万円ならびに法人税等調整額14百万円を計上した結果、当期純損失につきましては、 9億77百万円(前期当期純損失6億75百万円)となりました。
事業部門別の連結販売実績は次のとおりであります。
なお、当社グループは、情報通信分野における機器の販売及びサービスの提供を行う単一の事業活動を営んでい るため、事業部門別に記載しております。
情報通信機器部門
情報通信機器部門におきましては、消費税増税の特需およびWi ndows XPの更新需要増に対する反動に加え、平 成27年7月にサポート終了が予定されているWi ndows Ser ver 2003の更新に対する企業の投資姿勢に慎重さが増 したことにより、売上高は、112億29百万円(前期比85. 5%)と減少しました。
ソリューションサービス部門
ソフトウェアサービスは公共分野、民需分野とも堅調に推移したことに加えて、構造改革で取組んでまいりま したプロジェクトロス防止活動の効果として、SEリソースの活用度が向上したこともあり、売上高は、134億 1百万円(前期比102. 2%)と増加しました。
また、保守サービスはハードビジネスの売上減少と引き続く単価下落の影響により、売上高は48億44百万円
( 2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、11億92百万円の収入(前期は8億24百万円 の支出)となりました。これは主に税金等調整前当期純損失9億24百万円、売上債権の減少による11億73百万円の 収入、たな卸資産の減少による6億86百万円の収入、仕入債務の減少による9億35百万円の支出等によるものであ ります。
「投資活動によるキャッシュ・フロー」は、85百万円の支出(前期は2億45百万円の収入)であり、主に無形固 定資産の取得によるものであります。
「財務活動によるキャッシュ・フロー」は、52百万円の収入(前期は3億15百万円の支出)であり、主に短期借 入れによる収入によるものであります。
これらの結果、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度の期末残高より11億60 百万円増加し、30億7百万円となりました。
2【受注及び販売の状況】
当社グループは、情報通信分野における機器の販売及びサービスの提供を行う単一の事業活動を営んでいるた め、事業部門別に記載しております。
( 1)受注実績
当連結会計年度における受注実績を事業部門別に示すと、次のとおりであります。
事業部門別 受注高(千円) 前年同期比(%) 受注残高(千円) 前年同期比(%)
情報通信機器 10, 450, 768 92. 9 2, 369, 827 75. 3
ソリューションサービス
ソフトウェアサービス 12, 472, 568 95. 9 7, 190, 273 88. 6
保守サービス 4, 540, 150 94. 6 1, 144, 695 79. 0
ネットワーク工事 3, 327, 759 84. 3 556, 543 119. 4
小計 20, 340, 477 93. 5 8, 891, 513 88. 6
合計 30, 791, 245 93. 3 11, 261, 341 85. 4
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
( 2)販売実績
当連結会計年度における販売実績を事業部門別に示すと、次のとおりであります。
事業部門別 販売高(千円) 前年同期比(%)
情報通信機器 11, 229, 600 85. 5
ソリューションサービス
ソフトウェアサービス 13, 401, 780 102. 2
保守サービス 4, 844, 911 99. 4
ネットワーク工事 3, 237, 160 77. 1
小計 21, 483, 852 96. 8
3【対処すべき課題】
( 1) 事業戦略
今後の見通しにつきましては、顧客の投資姿勢に慎重さは残るものの国内経済の好転やマイナンバー制度をはじ め公共分野の拡大などにより、大手企業のみならず当社の主要顧客層である中堅企業においても、基本的にはIC T投資の増加が見込まれております。
このような環境のなか、当社グループでは、「お客さま第一」と「品質向上」を基本に、顧客満足度の高いサー ビスの提供に努めるとともに、構造改革として成果を上げた諸施策を社内に定着させることで、安定した収益基盤 の確立を図ってまいります。同時に社会から信頼される企業であり続けるために、適正な内部統制の整備運用、ガ バナンスおよびコンプライアンスの強化に取組んでまいります。
なお、第63期の重点施策は以下のとおりです。
① 中堅民需ビジネスおよび富士通株式会社との連携ビジネスをコアビジネスと位置づけ、お客さまの一番近くで 「お客さま価値」を創造する、富士通パートナー本来の役割に集中します。
② 各事業部門をビジネスユニットとして再定義し、経営資源と権限を移譲することで機動的な組織運営を行いま す。
③ 自社製品(パッケージソフト、SaaS型ソリューション)の厳格な品質管理と拡大に取組みます。
④ SEイノベーション本部を強化し、プロジェクトロスの防止とともに、調達コストを最適化することでソフト ビジネスの収益性を向上します。
⑤ 競争力の鍵となる品質の高いサービスを提供し続けるため、根本となる人材育成に取組みます。
⑥ 各ビジネスユニット主導によるモニタリング体制への変更により、事業計画達成と両輪を成すコンプライアン ス推進の効果的かつ効率的な徹底を図ります。
⑦ 効率化策の継続により低コスト体質を定着するとともに、組織のフラット化や人員のスリム化を通した人的資 源の最適化を図ります。
( 2) コンプライアンスの徹底と有効な内部統制の整備・運用
当社は第60期において発見された原価付替えによる不適切な会計処理に関し、平成25年6月13日に特別調査委員 会から受領した調査報告書による再発防止策の提言を真摯に受け止め、グループ全体の最優先課題として、再発防 止策を講じ内部統制の改善を図ってまいりました。当社グループは、今後もグループ全体のコンプライアンスの徹 底と有効な内部統制の整備・運用に努めてまいります。
( 3) 株式会社の支配に関する基本方針について
当社の財務および事業の方針の決定を支配する者は、株主様をはじめとした当社のステークホルダーとの信頼関 係を最優先に考え、当社の企業価値を中長期的に最大化させる者でなければならないと考えております。
当社はこの方針の下、次の取組みを行っていきます。 ・業績の向上を図り、安定した収益基盤を確立すること
・大株主である企業との取引関係をより密にし、継続的な信頼関係を構築すること
・業績を反映した適正な株価形成と、円滑な株式流通を確保するため、IR活動を強化すること
・株主優遇策すなわち、株価、配当を財務戦略の重要課題として位置づけるとともに、財務面の健全性向上・維 持に取組むこと
・不本意な買収に対抗できる企業価値向上のため、経営計画を策定・推進し、成長基盤を確立すること ・良好な労使関係を確立し、持株会の充実を図り従業員の支持を得ること
さらに、当社は株主異動状況の定期的な調査、買収提案があった場合の対応手順の作成等、当社株式の大量取得 を行う者が出現した場合に適切な対応を講ずることができるよう努めてまいります。
なお、取締役会としては、上記取組みの具体的な内容からして、株主共同の利益を損なうものではなく、役員の 地位の維持を目的とするものではないと判断しております。
4【事業等のリスク】
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可 能性のある事項には、以下のようなものがあります。
なお、文中における将来に関する事項は当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ( 1) 事業環境に関するリスク
① 市場動向リスク
当社グループの主要顧客である中堅企業向け市場は、景気の影響を受けやすく、これに伴う需要の縮小により 当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
② 競合リスク
当社グループ事業の競合関係は、コンピュータメーカー各社および関連ソフトウェア会社、ソフトウェアパッ ケージ会社、システムインテグレータ、コンサルティング会社など多くの同業他社と競合関係にあります。現時 点においては一定の競争力を有していると考えておりますが、今後、同業他社あるいは新規参入者に対し、取扱 い商品・サービス、業務スキル、技術面等での競争結果によっては、業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 技術革新リスク
当社グループが事業を展開する情報サービス業界においては、急速に技術等が変化しております。これらの技 術革新への対応が遅れた場合には、当社グループの提供するサービスの競争力の低下等が生じる可能性がありま す。
④ 特定取引先への依存リスク
当社グループの主要な取引先は、富士通株式会社であり、当連結会計年度において当社グループの売上高に占 める富士通株式会社の割合は8. 2%、仕入高に占める割合は20. 8%であります。富士通株式会社とはパートナー 契約を締結しております。取引関係は安定的に推移してまいりましたが、このような取引関係が継続困難となっ た場合や、何らかの理由で支障が生じた場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ( 2) 品質に関するリスク
① プロジェクトリスク
当社グループは、ソリューションサービスの一環としてシステム構築を行っておりますが、顧客との認識不一 致、当社の調達先の技術力不足、システムの不具合から多額の修正費用が発生する可能性があります。また、こ のような不具合、納期遅延等により、お客様からの重大なクレームや訴訟等を受ける可能性があります。こうし たリスクを回避するために、当社は、不採算プロジェクト発生の事前防止と遂行中プロジェクトの課題の早期発 見のために、現場部門における品質管理体制を強化するとともに、品質管理部門を常設し、全社的なプロジェク トの管理・支援を強化することによって、プロジェクトのリスクをコントロールし、損失の極小化を図っており ます。
② 製品開発リスク
当社グループは、ソリューションサービスの一環として自社開発のソフトウェア製品を開発、販売しておりま すが、製品が陳腐化し市場性が失われたり、想定外の不具合等の発生により、多額の改修費用が発生する可能性 があります。
( 3) 人材の確保・育成に関するリスク
当社グループの最大の財産は「人材」であり、人材の確保、育成は経営基盤の維持、拡大の上で不可欠でありま す。人材確保の面では、定期採用・中途採用を行っており、会社説明会、インターネットの活用など幅広い採用活 動を積極的に展開しておりますが、将来的に継続して必要な人材を確保することが困難なことも予想されます。当 社グループは、人材育成を経営の最重要課題と位置づけており、必要なスキル習得のため教育を積極的に推進して おりますが、専門的知識や、技術・資格等を持つ人材に対する需要は強く、社外流出する可能性もあります。 ( 4) 情報管理に関するリスク
当社グループは、事業活動を通じ、お客様の機密情報、個人情報を知る機会を有しております。万一そのような 情報が外部に流出するといったことが発生すると、当社グループの社会的信用失墜、お客様からの損害賠償請求等
② 減損リスク
当社グループは「固定資産の減損に係る会計基準」を適用しており、保有資産の将来キャッシュ・フロー等を 算定し減損の測定等を実施しております。今後、保有資産から得られるキャッシュ・フローの状況等によっては 当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
③ 資金調達リスク
当社グループは、金融機関から借入れを行っていますが、金融機関が貸出しを圧縮した場合、あるいは当社の 信用引下げ等の事態が生じた場合、借換え又は新規の借入れが困難となり、適時に当社グループが必要とする金 額の借入れを行うことができない場合には、当社グループの資金調達に悪影響を及ぼす可能性があります。 ④ その他会計制度変更等に関するリスク
当社グループは、一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表および財務諸表を作成 していますが、会計基準等の変更により、会計方針を変更した場合に、当社グループの業績と財務状況に悪影響 を及ぼす可能性があります。
( 6) コンプライアンスリスク
当社グループは、「DAi KOグループ行動基準」を制定し、社員一人ひとりがこの行動基準を遵守し、法令・規範 に則した行動を行うよう、周知徹底に取り組んでおります。また、経営監理委員会を設置し、コンプライアンスの 徹底にグループ一体となって取り組んでおります。しかしながら役職員個人による法令違反を含むコンプライアン ス上の問題が発生した場合には、当社グループの業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
( 7) 災害リスク
地震等の自然災害、伝染病の発生等により、当社グループの事業継続に深刻な支障をきたした場合には、当社グ ループの業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
( 8) 継続企業の前提に関する重要事象等について
当社グループは、当連結会計年度において、営業利益19百万円を計上しているものの、経常損失21百万円、当期 純損失9億77百万円を計上しており、利益剰余金は△19億97百万円(前連結会計年度末は△ 10億19百万円)となっ ております。
営業活動によるキャッシュ・フローは、当連結会計年度は11億92百万円のプラスとなっておりますが、前連結会 計年度は8億24百万円のマイナスであり、また、第57期(平成22年3月期)から第59期(平成24年3月期)までの 連結会計年度においても3期連続でマイナスとなっておりました。
このような状況により、継続企業の前提に関する重要事象等が存在しておりますが、「7財政状態、経営成績及 びキャッシュ・フローの状況の分析」に記載の通り、当該事象又は状況を解消し、改善するための具体的な対応策 をとっていることから、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。
5【経営上の重要な契約等】
富士通パートナー契約
当社は、富士通株式会社(本店、神奈川県川崎市中原区)と同社製品の継続的な販売活動に関する基本契約とし て、昭和39年4月1日より通信特約店契約を締結いたしました。その後同契約は昭和45年10月1日にFACOM ディーラー契約、昭和57年10月1日には富士通ディーラー契約として継承され、またそれと並行してパソコン特約店 基本契約等の製品別の個別契約も別途締結されておりましたが、昭和62年10月1日よりそれらを統一した富士通シス テム機器ディーラー契約を締結いたしました。その後同契約は、平成11年11月26日に、機器、プログラム・プロダク ト、保守、サービス、コンサルティングに関する条項等大幅に拡充し、富士通パートナー契約として新たに締結いた しました。なお同契約については、双方から別段の意思表示がない限り同一条件をもって毎期継続するものとされて おります。
富士通マーケティングパートナー契約
当社は、株式会社富士通マーケティング(本社、東京都港区)と富士通グループの民需ビジネス市場における営業 体制の再編に伴い、富士通製品(機器、プログラム・プロダクト、保守、サービス、コンサルティング等)の取扱い に関する契約として平成24年4月1日付けでパートナー契約を締結いたしました。契約期間は平成24年4月1日から 平成25年3月31日までであり、以降1年毎に自動更新するものとされております。
7【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ( 1)重要な会計方針および見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成してお ります。連結財務諸表は連結会計年度末日における資産・負債の報告数値等の作成について、見積り・判断を行っ て算出する必要があります。実際の結果は様々な要因による不確実性があり、見積りと異なる場合があります。経 営陣は主に財政状態および経営成績に関する以下の項目が影響を及ぼすものと判断しております。
① たな卸資産
当社グループは、連結会計年度末日におけるたな卸資産の商談の状況等を、総合的に判断して陳腐化等の見積 りを行い、これに基づき評価損を計上しております。また、当社グループは、受注契約に係る将来の損失に備え るため、翌連結会計年度以降に損失が発生すると見込まれる金額を受注損失引当金として計上しております。今 後の実際の市場動向や、商談推移の如何により計上した評価損等の過不足が発生する可能性があります。 ② 株式等の減損
当社グループは、取引関係の安定的な推移を目的として顧客および金融機関の株式等を保有しております。こ れらの中には連結会計年度末の時価が確定している上場株式等と時価が未確定の非上場株式等とが混在しており ます。当社グループでは個別銘柄ごとに時価の推移や発行体の財政状態等を見積り評価損等の計上を行っており ます。今後の株式市場の動向や、株式発行体の業績如何によっては追加すべき評価損等が発生する可能性があり ます。
③ 賞与引当金
当社グループは、当連結会計年度に含まれる将来の支給見込額の日数按分額に基づき費用および引当金を計上 しております。当社における従業員に係る賞与支給額は、賞与支給の都度労働組合との合意を要するため、将来 時点の個別事情により当連結会計年度末に想定した見込額と異なる可能性があります。
④ 退職給付債務
当社グループは、退職給付債務を数理計算上に仮定される各種の前提条件により計算しております。前提条件 には、割引率、長期期待運用収益率、退職率、死亡率などが含まれております。実際の結果がこれらの前提条件 と異なった場合には、将来期間において認識される費用又は債務の金額に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 繰延税金資産
当社グループは、繰延税金資産について、決算の都度、将来の課税所得の見込みに基づき回収可能性の判断を 実施しております。将来の期間にわたる課税所得の試算においては、慎重な判断に基づき、発生の確実性の高い と想定される金額により計算しておりますが、実際の課税所得が当初想定したものと異なる場合があります。こ れにより当連結会計年度末における繰延税金資産の回収可能見込額に過不足が発生する可能性があります。 ( 2)当連結会計年度の経営成績の分析
① 売上および売上原価
当情報サービス業界におきましては、消費税増税対応やパソコン、サーバのOSサポート切れによる更新など 比較的付加価値の低い投資案件が続いたことから、ICT投資に対するお客さまの選別姿勢がより厳格になりま した。加えて、前連結会計年度におけるWi ndows XPの更新需要増および消費税増税前の特需に対する反動が相 まって、ハードウェアを中心に厳しい環境下での営業活動となり、売上高は327億13百万円(前期比92. 6%)、 売上原価は271億16百万円(前期比90. 7%)となりました。売上高総利益率は17. 1%となりました。
情報通信機器部門におきましては、消費税増税の特需およびWi ndows XPの更新需要増に対する反動に加え、平 成27年7月にサポート終了が予定されているWi ndows Ser ver 2003の更新に対する企業の投資姿勢に慎重さが増 したことにより、売上高は112億29百万円(前期比85. 5%)と全売上高の34. 3%(前期37. 2%)となりました。 ソフトウェアサービスは公共分野、民需分野とも堅調に推移したことに加えて、構造改革で取組んでまいりま したプロジェクトロス防止活動の効果として、SEリソースの活用度が向上したこともあり、ソフトウェアサー ビスの売上高は、134億1百万円(前期比102. 2%)となりました。
② 販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費は55億77百万円(前期比94. 0%)であり、売上高に占める割合は17. 0%(前期16. 8%) となりました。
③ 営業外損益
営業外収益は90百万円(前期比114. 6%)、営業外費用は1億31百万円(前期比107. 9%)であり、ほぼ毎期継 続して発生する程度の発生状況であり、基本的に財務活動を行う上で必要となる程度のものと判断しておりま す。今後とも営業成績に大きな影響を及ぼすような財務活動による営業外の収支は発生しないものと判断してお ります。
④ 特別損益
特別利益2百万円は投資有価証券の売却益によるものであります。特別損失9億4百万円は自社開発ソリュー ションの販売形態転換に伴う事業整理損7億8百万円、希望退職の募集に伴う特別退職金1億94百万円、時価下 落による投資有価証券評価損1百万円によるものであります。
⑤ 法人税等
法人税、住民税及び事業税は36百万円(前期比100. 5%)、法人税等調整額は14百万円(前期比17. 5%)であ ります。
⑥ 当期純損失
当期純損失は9億77百万円(前期当期純損失6億75百万円)となりました。1株当たり当期純損失は78円77銭 (前期1株当たり当期純損失54円43銭)となりました。
( 3)流動性および資金の源泉 ① 資金需要
当社グループの資金需要の主なものは、当社グループの販売目的である情報通信機器等の仕入、製造費用、及 び販売費及び一般管理費等の営業費用であります。販売費及び一般管理費の主なものは人件費、賃借料などであ ります。
② 財務政策
当社グループは運転資金の安定的かつ機動的な確保を重視した資金調達を基本方針としております。借入金は 当連結会計年度末現在、短期借入金が33億1百万円、長期借入金が4億80百万円及び社債57百万円であり、全て 国内における銀行からの借入れ等であります。連結各社の借入金は原則として、必要時にそれぞれの会社が調達 いたします。
当社グループは、営業活動によるキャッシュ・フローの創出能力と、金融機関との相対取引により、当社グ ループの成長を維持するための運転資金の確保・調達が可能であると判断しております。
( 4)継続企業の前提に関する重要事象等について
当社グループは、「第2 事業の状況 4 事業等のリスク ( 8) 継続企業の前提に関する重要事象等につい て」に記載の通り、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が当連結会計年度末に存在して おりますが、損失計上の要因を解消すべく平成26年10月に社長が直轄する経営革新本部を立ち上げ、以下の構造改 革計画に基づく経営改善策を継続して実施することにより、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められな いと判断しております。なお、経営改善策の主な内容は以下のとおりであります。
①構造改革計画の期間 平成28年3月末まで ②主な経営改善策
ア) 当社の強みである中堅企業向けビジネスにおける利益拡大 ・富士通株式会社との連携におけるパートナーとしてのビジネス拡大 ・中堅企業ユーザーとの密着度を活かした提案による価値の創造 ・効率的かつ採算性の高いラージアカウントの拡大
イ) 部門別の収益管理の徹底
・各事業部門(ビジネスユニット)に経営資源と権限を移譲し機動的な組織運営による収益管理精度の向上 ウ) 自社ソリューションの見直し
・パッケージ・SaaS型(ノンカスタマイズ型)ソリューションの厳格な品質管理によるビジネス強化
③ライフスタイル・ジャパン投資事業有限責任組合との業務・資本提携
中長期的な企業価値および収益力の向上を図るためには、事業計画を経営陣とともに完遂できる専門家の起用 が有効であるとの判断から、平成27年5月29日開催の当社取締役会において、ライフスタイル・ジャパン投資事 業有限責任組合と業務・資本提携を行うことを決議し、同日付けにて業務・資本提携契約を締結しました。これ により上記経営改善策がより確実に実行できるものと判断しております。なお、本提携に関する詳細は連結財務 諸表の重要な後発事象をご覧ください。
第3【設備の状況】
1【設備投資等の概要】
当連結会計年度におきましては、特記すべき設備投資及び重要な設備の除却、売却等は行っておりません。 (注) 「第3 設備の状況」に記載している金額には、消費税等は含まれておりません。
2【主要な設備の状況】
当社グループは、情報通信分野における機器の販売及びサービスの提供を行う単一の事業活動を営んでいるため、 セグメント情報は記載しておりません。
当社グループにおける主要な設備は、以下のとおりであります。 ( 1)提出会社
平成27年3月31日現在
事業所名 (所在地)
設備内容
帳簿価額(千円)
従業員数 (人) 外[ 平均臨時
雇用者数] 土地
建物
工具、器具 及び備品
ソフト ウエア
リース 資産
投下資本 合計 面積
(㎡)
金額
本社
(東京都新宿区)
販売設備 ― ― 31, 750 4, 562 164, 848 115, 746 316, 908 511 [40]
関西他11支店 販売設備 49. 50 208 22, 994 5, 582 ― 18, 872 47, 658 212 [42] 錦糸町寮
(東京都墨田区)
社員寮 379. 84 590, 600 289, 562 ― ― ― 880, 162 ―
調布寮
(東京都調布市) 他1件
社員寮
( 150. 84) 311. 56
126, 622 3, 672 ― ― ― 130, 295 ―
賃貸住宅 (東京都渋谷区) 他1件
賃貸住宅
[380. 09] 380. 09
92, 518 6, 309 ― ― ― 98, 827 ―
保養所
(静岡県牧之原市) 他2件
保養所 192. 27 5, 605 22, 234 ― ― ― 27, 840 ―
(注)1 面積中( )は、借地を内数で示しております。 2 面積中[ ]は、貸地を内数で示しております。
3 ソフトウエアはソフトウエア仮勘定を含み、リース資産は有形固定資産及び無形固定資産を合算して表示し ております。
4 現在休止中の重要な資産はありません。
5 上記の他、主要な賃借している設備として、以下のものがあります。
平成27年3月31日現在
事業所名( 所在地) 設備内容 年間賃借料(千円)
本社(東京都新宿区) 販売設備(賃借) 239, 068
( 2)国内子会社
平成27年3月31日現在
会社名 (所在地)
設備内容
帳簿価額(千円)
従業員数 (人) 建物
工具、器具 及び備品
ソフト ウエア
リース資産
投下資本 合計
3【設備の新設、除却等の計画】
( 1)重要な設備の新設等 該当事項はありません。
( 2)重要な設備の除却等 該当事項はありません。
第4【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】 ①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 47, 900, 000
計 47, 900, 000
②【発行済株式】
種類
事業年度末現在発行数 (株) (平成27年3月31日)
提出日現在発行数(株) (平成27年6月26日)
上場金融商品取引所 名又は登録認可金融 商品取引業協会名
内容
普通株式 12, 561, 219 12, 561, 219
東京証券取引所 (市場第二部)
権利内容に何ら限定の ない当社における標準 となる株式
単元株式数1, 000株
計 12, 561, 219 12, 561, 219 ― ―
(2)【新株予約権等の状況】 該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】 該当事項はありません。
(4)【ライツプランの内容】 該当事項はありません。
(5)【発行済株式総数、資本金等の推移】
年月日
発行済株式 総数増減数
(株)
発行済株式 総数残高
(株)
資本金増減額 (千円)
資本金残高 (千円)
資本準備金 増減額 (千円)
資本準備金 残高 (千円) 平成18年6月27日 ― 12, 561, 219 ― 3, 654, 257 △640, 753 272, 811 (注)1 資本準備金の増減は、欠損てん補による減少であります。
2 最近5年間における増減がないため、直近の増減を記載しております。
(6)【所有者別状況】
平成27年3月31日現在
区分
株式の状況(1単元の株式数1, 000株)
単元未満 株式の状況
(株) 政府及び
地方公共 団体
金融機関
金融商品 取引業者
その他の 法人
外国法人等
個人その他 計 個人以外 個人
株主数(人) ― 9 14 57 4 ― 878 962 ―
所有株式数(単元) ― 375 167 6, 556 6 ― 5, 223 12, 327 234, 219
(7)【大株主の状況】
平成27年3月31日現在
氏名又は名称 住所
所有株式数 (千株)
発行済株式総数に 対する所有株式数 の割合(%)
富士通㈱ 神奈川県川崎市中原区上小田中4−1−1 1, 866 14. 86
㈱オービック 東京都中央区京橋2−4−15 1, 500 11. 94
㈱大和証券グループ本社 東京都千代田区丸の内1−9−1 1, 277 10. 17
大興電子通信従業員持株会 東京都新宿区揚場町2−1 1, 248 9. 94
㈱ドッドウエル ビー・エ ム・エス
東京都中央区日本橋久松町12−8 753 5. 99
興銀リース㈱ 東京都港区虎ノ門1−2−6 517 4. 12
大興電子通信取引先持株会 東京都新宿区揚場町2−1 444 3. 54
サンテレホン㈱ 東京都千代田区八丁堀4−5−4 200 1. 59
長岡正樹 大阪府吹田市 160 1. 27
長澤信治 富山県小矢部市 133 1. 06
計 ― 8, 100 64. 49
(注) 上記のほか、自己株式が152千株あります。
(8)【議決権の状況】 ①【発行済株式】
平成27年3月31日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 ― ― ―
議決権制限株式(自己株式等) ― ― ―
議決権制限株式(その他) ― ― ―
完全議決権株式(自己株式等)
(自己保有株式) 普通株式 152, 000
―
権利内容に何ら限定の ない当社における標準 となる株式
単元株式数1, 000株
完全議決権株式(その他) 普通株式 12, 175, 000 12, 175 同上
単元未満株式 普通株式 234, 219 ― 同上
発行済株式総数 12, 561, 219 ― ―
総株主の議決権 ― 12, 175 ―
(注) 「単元未満株式」欄の普通株式には、当社所有の自己株式590株が含まれております。
②【自己株式等】
平成27年3月31日現在
所有者の氏名 又は名称
所有者の住所
自己名義所有 株式数(株)
他人名義所有 株式数(株)
所有株式数 の合計(株)
発行済株式総数に 対する所有株式数
の割合(%) (自己保有株式)
大興電子通信㈱
東京都新宿区 揚場町2−1
152, 000 ― 152, 000 1. 21
計 ― 152, 000 ― 152, 000 1. 21
(9)【ストックオプション制度の内容】 該当事項はありません。
2【自己株式の取得等の状況】
【株式の種類等】 会社法第155条第7号に該当する普通株式の取得
(1)【株主総会決議による取得の状況】 該当事項はありません。
(2)【取締役会決議による取得の状況】 該当事項はありません。
(3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
区分 株式数(株) 価額の総額(円)
当事業年度における取得自己株式 5, 749 926, 813
当期間における取得自己株式 2, 317 426, 419
(注) 当期間における取得自己株式には、平成27年6月18日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買 取による株式は含まれておりません。
(4)【取得自己株式の処理状況及び保有状況】
区分
当事業年度 当期間
株式数(株)
処分価額の総額 (円)
株式数(株)
処分価額の総額 (円)
引き受ける者の募集を行った取得自己株式 ― ― ― ―
消却の処分を行った取得自己株式 ― ― ― ―
合併、株式交換、会社分割に係る移転を行っ た取得自己株式
― ― ― ―
その他 (―)
― ― ― ―
保有自己株式数 152, 590 ― 154, 907 ―
(注) 当期間における保有自己株式には、平成27年6月18日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買 取による株式は含まれておりません。
3【配当政策】
当社の利益配分の基本方針は、業績および業績見通しを慎重に検討し、安定的な配当と内部留保の充実を総合的に 勘案して決定することであります。
内部留保金につきましては、財務体質の強化を図りながら顧客満足度を高めるため、高付加価値ビジネスへの戦略 投資に活用することとしております。
当社は期末配当により株主総会の決議によって剰余金の配当を行うことを基本方針としております。また、取締役 会の決議により毎年9月30日を基準日として会社法第454条第5項に規定する中間配当を行うことができる旨を定款 に定めております。
なお、当期の配当につきましては、誠に遺憾ながら無配とさせて頂きます。
4【株価の推移】
(1)【最近5年間の事業年度別最高・最低株価】
回次 第58期 第59期 第60期 第61期 第62期
決算年月 平成23年3月 平成24年3月 平成25年3月 平成26年3月 平成27年3月
最高(円) 138 290 187 210 228
最低(円) 90 105 98 120 142
(注) 最高・最低株価は、東京証券取引所市場第二部におけるものであります。
(2)【最近6月間の月別最高・最低株価】
月別 平成26年10月 11月 12月 平成27年1月 2月 3月
最高(円) 172 176 158 165 161 194
最低(円) 153 153 142 145 149 152
(注) 最高・最低株価は、東京証券取引所市場第二部におけるものであります。
5【役員の状況】
男性9名 女性1名 (役員のうち女性の比率10. 0%)
役名 職名 氏名 生年月日 略歴 任期
所有株式数 (千株)
代表取締役 社長
津玉 高秀
昭和34年
7月14日生
昭和57年4月 当社入社
( 注) 3 23 平成18年4月 当社執行役員東京支店長
平成19年4月 当社執行役員名古屋支店長 平成21年4月 当社執行役員名古屋支店長 兼トヨタビジネス営業部長
平成21年10月 当社執行役員名古屋支店長 兼トヨタビジネス営業部長
兼基盤技術統括部トヨタシステム部長 平成22年3月 当社副社長執行役員COO
名古屋支店長兼トヨタビジネス営業部長 兼基盤技術統括部トヨタシステム部長
平成22年4月 当社副社長執行役員COO 平成22年6月 当社代表取締役社長CEO兼COO
(現任)
取締役 三木 格
昭和26年
3月10日生
昭和53年4月 山一證券㈱入社
( 注) 3 12 平成6年4月 同社事業法人第三部部長
平成11年4月 ㈱日本オプティマーク・システムズ 取締役営業事業部長
平成13年10月 当社参与
平成14年6月 当社執行役員マーケティング戦略室長 平成15年4月 当社執行役員営業本部副本部長兼
マーケティング戦略室長
平成17年4月 当社上席執行役員
オフィスビジネス営業本部長
平成20年4月 当社上席執行役員エリア営業本部長 平成22年6月 当社取締役上席執行役員
エリア営業本部長兼東日本システム部長
平成23年1月 当社取締役上席執行役員 エリア営業本部長
平成24年4月 当社取締役上席執行役員 平成26年6月 当社取締役常務執行役員(現任)
取締役
インフラビジ ネス本部長
岡田 憲児
昭和35年
8月29日生
昭和59年4月 当社入社
( 注) 3 12 平成22年4月 当社執行役員名古屋支店長
平成24年4月 当社執行役員産業ビジネス統括本部長兼 流通ビジネス本部長
平成24年6月 当社取締役執行役員
産業ビジネス統括本部長兼流通ビジネス 本部長
平成26年6月 当社取締役上席執行役員
産業ビジネス統括本部長兼流通ビジネス 本部長
平成27年4月 当社取締役上席執行役員 インフラビジネス本部長(現任)
役名 職名 氏名 生年月日 略歴 任期
所有株式数 (千株)
取締役
SEイノベー ション本部長
須崎 雅彦
昭和32年
2月14日生
昭和54年4月 富士通㈱入社
( 注) 3 − 平成12年6月 同社システム本部第三システム事業部第
三官庁ソリューション部長
平成16年6月 同社官公庁ソリューション事業本部第一 システム事業部長
平成23年5月 同社行政第一ソリューション本部長 平成24年5月 同社官公庁システム事業本部長 平成25年6月 ㈱富士通ソーシアルサイエンスラボラト
リ取締役 平成26年7月 当社執行役員
平成26年10月 当社執行役員SEイノベーション本部長 平成27年4月 当社上席執行役員SEイノベーション本
部長
平成27年6月 当社取締役上席執行役員SEイノベー ション本部長(現任)
取締役 広瀬 敏男
昭和36年
3月18日生
昭和58年4月 富士通㈱入社
( 注) 3 − 平成14年4月 同社東日本営業本部神奈川支社産業営業
部長
平成19年4月 同社関東甲信越営業本部長野支社長 平成22年4月 同社産業ビジネス本部組立産業第二統括
営業部長
平成24年4月 同社産業ビジネス本部長代理(エレクト ロニクス産業担当)
平成26年4月 同社執行役員兼産業・流通営業グループ 産業ビジネス本部長(現任)
平成27年6月 当社取締役(現任)
取締役 原口 直道
昭和31年
10月28日生
昭和55年4月 ㈱日本長期信用銀行(現㈱新生銀行)入 社
( 注) 3 − 平成11年6月 同行コーポレートアドバイザリー部長
平成15年2月 オリックスM&Aソリューションズ㈱取 締役社長
平成24年4月 同社会長
平成24年12月 ㈱リサ・パートナーズ社長付シニア・ フェロー(現任)
平成25年6月 当社取締役(現任)
平成25年12月 PCIホールディングス㈱取締役(現 任)
取締役 林 南平
昭和49年
2月17日生
平成8年4月 ㈱日本興業銀行入社
( 注) 3 ー 平成12年9月 マッキンゼー・アンド・カンパニー・イ
ンク・ジャパン入社
平成14年10月 ㈱MKSパートナーズ入社 平成19年4月 同社パートナー
平成20年12月 同社代表取締役
平成22年1月 ㈱NHパートナーズ代表取締役代表パー トナー(現任)
平成26年2月 ㈱チームクールジャパン 取締役代表パートナー(現任) 平成27年6月 当社取締役(現任)
役名 職名 氏名 生年月日 略歴 任期
所有株式数 (千株)
常勤監査役 山寺 光
昭和32年
3月27日生
昭和54年4月 当社入社
( 注) 6 10 平成17年4月 当社執行役員営業統括本部業種営業本部
長
平成19年4月 当社上席執行役員産業ビジネス本部長 平成19年6月 当社取締役上席執行役員
産業ビジネス本部長 平成20年4月 当社取締役上席執行役員
第一営業本部長 平成20年6月 当社取締役上席執行役員
第一営業本部長兼企画推進本部長 平成22年4月 当社取締役上席執行役員
企画管理本部長 平成22年6月 当社取締役執行役員
企画管理本部長 平成23年4月 当社取締役執行役員
システムソリューション本部長 平成25年4月 当社取締役上席執行役員
コーポレート本部長 平成25年7月 当社取締役上席執行役員 平成27年6月 当社常勤監査役(現任)
監査役 佐田 憲治
昭和31年
4月2日生
昭和56年4月 大和證券㈱(現㈱大和証券グループ本 社)入社
( 注) 4 − 平成22年4月 大和証券㈱SMAコンサルティング部長
平成24年4月 同社ラップコンサルティング部長 平成25年4月 ㈱大和証券ビジネスセンター監査役(現
任)
平成25年6月 当社監査役(現任)
平成26年1月 大和オフィスサービス㈱監査役(現任)
監査役 藤松 文
昭和49年
9月2日生
平成13年10月 弁護士登録(第一東京弁護士会) 阿部・井窪・片山法律事務所入所
( 注) 5 − 平成20年1月 阿部・井窪・片山法律事務所パートナー
( 現任)
平成26年6月 当社監査役(現任)
計 57
(注)1 取締役広瀬敏男、原口直道及び林南平は、社外取締役であります。 2 監査役佐田憲治及び藤松文は、社外監査役であります。
3 平成27年6月26日開催の定時株主総会の終結の時から1年間 4 平成25年6月30日開催の定時株主総会の終結の時から4年間 5 平成26年6月27日開催の定時株主総会の終結の時から4年間 6 平成27年6月26日開催の定時株主総会の終結の時から4年間
7 当社では、取締役会の迅速な意思決定と機動的な業務執行によって、効率的な経営の実現とこれによる競争 力の強化を目指して執行役員制度を導入しております。
取締役及び執行役員の氏名・職名は次のとおりであります。
職名 氏名 代表取締役・取締役の兼務状況
CEO兼COO 津玉 高秀 代表取締役社長
常務執行役員 三木 格 取締役
上席執行役員 インフラビジネス本部長 岡田 憲児 取締役
上席執行役員 SEイノベーション本部長 須崎 雅彦 取締役
上席執行役員 流通ビジネス本部長 小松 俊一
上席執行役員 製造ビジネス本部長 深野 澄雄
上席執行役員 CCO
コーポレート本部長 松山 晃一郎
執行役員 公共ビジネス本部長 本多 浩明
執行役員 内田 秀二
執行役員 SEイノベーション本部副本部長 園田 信裕
6【コーポレート・ガバナンスの状況等】
(1)【コーポレート・ガバナンスの状況】 ①企業統治の体制
当社グループは、法令を遵守し高い倫理観をもって公正かつ透明な企業活動を行い、社会に貢献することを基本 姿勢とし、コーポレート・ガバナンスおよびコンプライアンスの整備、充実に取り組んでおります。以下の企業統 治の体制により、会社情報の適時開示およびIR、PR活動を推進してまいります。
当社は、監査役制度を採用しており、監査役3名は常勤監査役1名、社外監査役2名の構成となっており、取締 役会の監督、取締役の職務執行および執行役員の業務執行を監査しております。
取締役会は、取締役7名のうち3名は社外取締役で構成し、原則月1回開催しており、会社法で定められた事項 および経営に関する重要事項について審議、議決し、業績の進捗についても議論し対策等を検討しております。 また、常勤取締役、常勤監査役および議長が指名する者で構成する経営会議を原則月1回開催し業務執行に関わ る方針を十分に審議しており、経営監理委員会は、企業行動の適正化に関する事項を審議、決定するために設置さ れ、コンプライアンス体制の一翼を担っております。
監査部は、3名で構成され業務執行組織から独立した立場で、財務監査および内部統制監査に専任し、年間を通 して監査を実施しております。
②企業統治の体制を採用する理由
以下に述べる理由により上記①の体制を採用しております。
監査役会設置会社として、監査役3名を選任し、取締役会の監督、取締役の職務執行および執行役員の業務執行 を監査し、コーポレート・ガバナンスの実効性を高めることにより客観性・中立性を確保した体制を整えていると 判断しております。社外監査役は社外での経験・専門的立場により、客観的視点を監査に反映できると判断してお ります。
取締役会は、取締役7名で構成しており、迅速な意思決定ができるよう少人数で運営しております。原則月1回 開催し、会社法で定められた事項および経営に関する重要事項について審議、議決し、業績の進捗についても議論 し対策等を検討しております。少人数の取締役による取締役会の迅速な意思決定が可能なことと併せて社外取締役 より客観的な立場から経営への助言を受けることが出来ると判断しております。なお、取締役の経営責任をより明 確にし、コーポレート・ガバナンスを一層強化する観点から、平成21年6月26日付けをもって、取締役の任期を2 年から1年へと短縮しております。
業務執行機能強化のため執行役員制度を採用し経営の効率化を図るとともに、常勤取締役、常勤監査役および議 長が指名する者で構成する経営会議を原則月1回開催し、戦略計画の立案、経営・業務執行についての重要案件を 十分に審議し、取締役会のみによる決定によることなく、より広い視点や専門スキルを活かし議案を審議すること でコーポレート・ガバナンスの実効性が上げられると判断しております。
経営監理委員会は、企業行動の適正化に関する事項を審議、決定し、事業に関わる法令やリーガルリスクを特定 し、コンプライアンス体制を計画的かつ網羅的に整備できると判断しております。
監査部は、子会社を含めた部店の実地監査を行い、内部監査報告書を作成して監査における問題点を指摘・報告 するとともに、該当する部店長に改善報告書を提出させる等の行動を通じて独立性と客観性を持ち業務執行の諸事 項に関する整備、運用状況の有効性評価を実施することでコーポレート・ガバナンスの基礎を担っております。
③内部統制システムおよびリスク管理体制の整備の状況
当社は、以下の内部統制システムやリスク管理、コンプライアンス体制の整備、充実に取り組んでおります。 ・取締役会規程等、各会議体に関する規程に従い職務執行に関する適正な意思決定を確保します。
・企業行動の適正化に関する事項を審議、決定する「経営監理委員会」を設置し、コンプライアンス責任者と